キリスト教は、千数百年にわたり、ある一つの礼拝を行ない続けています。その礼拝に参列し、聖職者の説く聖書の教えを学び、自らの犯した罪や悪を懺悔し、キリスト教において秘儀とされる儀式に与ることが、クリスチャンにとって最も重要なこととされています。それが、毎週日曜日に行なわれている「聖餐式(せいさんしき)」という礼拝です。それは、「み言葉」(前半)と「聖餐」(後半)から成り、前半部は旧約聖書、新約聖書、福音書の朗読と聖職者による聖書の解き明かしであり、後半部は主イエス・キリストの最期の晩餐の出来事を記念し、パンと葡萄酒による主イエス・キリストと弟子たちの晩餐を再現することで、神と私たちクリスチャンとの繋がり、また罪の赦しと救いの奇蹟を想起するものです。毎週日曜日、世界中至る所で、この礼拝が全ての人々のために開放され、行なわれています。関心のある方なら、どなたでも自由にご参列いただけます。